2025/07/27 15:33


夏のアウトドアを満喫したいけど、虫が気になる時期でもあります。
アウトドアには虫除けスプレーが手放せない方も多いのではないでしょうか?

ところで、虫除けスプレーも色々ありますが、皆さんはどんな基準で選びますか?
・とにかく虫を寄せつけない!
・肌にやさしく、ちょっとでも効いてくれたら嬉しい。
・特に気にしていない。なんでもいいかな。
・ディート不使用のものが良いと聞いた。
・香り重視。

人それぞれに選択基準は異なりますね^^


さて、先ほど[ディート]という単語が出てきましたが、みなさんはご存知ですか?


ディートってなんだろう?
ディート(ジエチルトルアミド)は虫除けの有効性分として使われる化学物質で、1946年に米国で開発され、第二次世界大戦中にジャングル戦での蚊対策として使用されたのがはじまりだといわれています。海外の蚊やダニなど吸血性の虫による感染症の高い地域では高濃度のディートを含む製品が推奨されることもあるようです。蚊などの虫を媒介として命を落とすこともある為、しっかりと効果が実感できるものが良いのでしょう。一方で、ディートは神経系への影響や皮膚炎、その他の健康問題を引き起こす可能性があるため濃度に注意が必要だとも言われています。
厚生労働省は、ディートの安全性と使用方法についてのガイドラインを定めおり、特に子供への使用には年齢や回数に制限が設けられています。

安全性は様々な角度から見ることが出来る場合もある為、どれが正解かはそれぞれに置かれた状況により異なると思いますが、今回は、小さなお子様やナチュラル思考の方におすすめの虫除け対策グッズのご紹介をしたいと思います。


蚊を寄せ付けない!植物の香り
こちらは蚊などの虫が嫌う香り成分をブレンドした精油です。植物の香り成分には様々な効能があり、中には虫が寄らないように香りで働きかけるものもあるのですね。蚊避けの効果が期待できることが研究からわかっている精油もありますよ。シトロネラ、ユーカリシトリオドラなどもそうです。アウトドアのキャンドルなどにはシトロネラの香りがついているものも多いですが、蚊避けを期待してのことだったのですね。






市販の虫除けスプレーも良いですが、こちらの香りブレンドを使って簡単に虫除け対策につながるスプレーが作れます。何より天然の香りが心地よく、刺されてしまった時も、シュッと一拭きのお守りになる。


スプレーは、とっても簡単に作れるので、ぜひ挑戦してみてください。



<アロマ虫対策スプレー>

(準備するもの)
・アルコール対応のスプレー容器 50ml
・無水エタノール 5ml
・アンチモスキート ブレンドオイル 10滴まで
(小さなお子様や敏感肌の方、既往症などがある方、妊娠・授乳中の方は専門家の指示に従ってください。
小さなお子様にお使いの際は、5滴以下での使用が望ましいです。)
・精製水(水道水でもOK) 45ml

(作り方)
上から順に、スプレー容器に入れてしっかりと混ぜたら完成!
1ヶ月以内に使い切るようにしましょう。


*精油は雑貨扱いとなります。ご自身の責任のもとにご使用ください。



植物の香りを美容、健康に役立てるアロマテラピーは暮らしを豊かにしてくれます。でも、安全に使ってこその健やかさであることを忘れずに、良い香りだからと沢山使わないよう気をつけましょう。



手作りアロマ虫除けスプレーでこの夏を楽しみましょう。