2022/08/09 11:06


リゾートといえば白い砂浜、青い海を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?太陽のもとで目一杯楽しむ為には日焼け対策は必須ですが、国や地域によっては、サンゴ礁保護や海洋汚染への政策として、一部の成分を含む日焼け止めの使用が禁止、または規制があることを知っていましたか?また、日焼け止めによっては肌荒れを起こすこ方もいらっしゃいます。せっかくの楽しい時間を満喫する為にも、日焼け止めについての知識を身につけておくことも大切ですね。



日焼け止めによる海洋汚染や肌トラブル、人体への問題とは?

日焼け止めを選ぶ際にSPFやPAを気にされる方も多いのではないでしょうか?一般的に、これらの数値が高い= 日焼け止め効果のある成分が多く入っているということになりますが、同時に海洋汚染に繋がったり、肌や人体への負担も懸念されています。
因みに、日常生活や屋外での軽いレジャーやスポーツに必要なSPFは20~30程度と言われています。




日焼け止め効果を得られる2つの成分

日焼け止めには「紫外線反射剤」と「紫外線吸収剤」の2種類があります。


紫外線吸収剤
紫外線を吸収して熱や赤外線のエネルギーに変えて放出することにより、紫外線による皮膚へのダメージを防ぎます。一般的に、多くの日焼け止めに使われているのは、こちらの紫外線吸収剤になります。

紫外線反射剤
紫外線を反射することによりお肌を保護します。酸化チタン・酸化亜鉛といった天然の成分があります。


先にあげた紫外線吸収剤の成分の中には、高い紫外線防止力ながらも、体内への吸収率が高く生体内に入るとホルモン異常を起こす可能性が疑われているものもります。また、サンゴの白化現象を引き起こしたり、海洋汚染に繋がることがわかってきています。

因みに、ダイビングに人気の世界遺産のパラオでは、以下にあげる10種類の化学物質が含まれたものは販売と使用が禁止とされています。また、「オキシベンソン」、「オクチノサキート」はハワイやフロリダのキーウエスト、カリブ海・ボネール島などでは販売・提供・流通が禁止とされています。


【10種類の成分】 ※紫外線吸収剤

オキシベンゾン※
オクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル・メトキシケイヒ酸オクチルなど)※
オクトクリレン※
エンザカメン
トリクロサン
メチルパラメン
エチルパラベン
ブチルパラベン
ベンジルパラベン
フェノキシエタノール




また、FDA(米国食品医薬品局)が安全と判断する日焼け止め成分は、紫外線反射剤の「酸化チタン」と「酸化亜鉛」の2つです。





サスティナブルな原料 天然由来成分は安全?

天然由来成分なら安全でしょうか?天然由来成分は比較的環境やお肌に優しい反面、成分によっては酸化しやすく、シミやシワといったダメージを引き起こす原因となる場合があります。(成分や使用方法によっては酸化を軽減出来る場合があります)但し、環境破壊への負担が少ない成分が多いといった点ではサスティナブルな原料と言えます。






環境やお肌に優しい日焼け止めの選び方

さて最後に上記を踏まえて、あなたならどのように日焼け止め選びますか?
お肌や環境への負担を少しでも少なくするなら

・紫外線吸収剤不使用 
・ノンケミカル
・リーフセーフ
・エコフレンドリー

などの表示を目印に探してみると良いでしょう。
また、オキシベンゾン、オクチノキサートといった成分が含まれていないことを確認すると良いでしょう。



当店にもSuncare Cream /サンケアクリームが新しく加わります!こちらについてはまた次回。

今日もお付き合いくださりありがとうございました。
夏を目一杯楽しみましょうね。
外からのケアだけでなく中からのケアも忘れずに。



酸味が特徴的な赤色のオーガニックハーブティー
美容やストレス対策におすすめなブレンド
ハチミツを加えるのがおすすめ。夏は冷やすと美味しいです。



青色のハーブ バラフライピーには抗酸化力で知られるアントシアニンが含まれています。
レモングラスの香りが爽やかなオーガニックハーブティーです。
レモンを加えると色が変わりますよ。




最後までありがとう。